1位 エディテージ

専門分野:★★★★★★★★★★

1300以上の専門分野。専門性と過去の評価に基づくAIマッチングシステムでアサインが行われる
エディテージに依頼してみる

2位 エナゴ

専門分野:★★★★★★★★

医歯薬学(190分野)、生物農学(250分野)、化学物理工学(350分野)、経済商学(75分野)、人文社会(350分野)
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2位 AJE

専門分野:★★★★★★★★

447分野をカバー
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4位 Manuscript Edit

専門分野:★★★★★★★

多岐にわたりカバーしており、最適なアサインが行われるよう管理されている
Manuscript Edit に依頼してみる

4位 エヌ・エイ・アイ

専門分野:★★★★★★★

自然科学はほぼ網羅している
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4位 KNインターナショナル

専門分野:★★★★★★★

生物学、医学、薬学、歯学、化学、物理学、農学、経済学、海洋学、地震学、天文学、経営学、数学、電気電子、機械工学、ファイナンス、経営学、ビジネス、環境学、心理学、言語学、社会学、等の幅広い分野
KNインターナショナルに依頼してみる

4位 ファーステック

専門分野:★★★★★★★

医学系、工学系、農学系、理学系、情報通信系、経営&経済
ファーステックに依頼してみる

8位 フォルテ

専門分野:★★★★★★

9位 エダンズ

専門分野:★★★★★

300名以上の専属専門家
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9位 ドルフィン

専門分野:★★★★★

20%が生物学・生化学、20%が生物・医学情報学、20%が医学、20%が情報工学
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11位 校正プロ(editing-Pro.)

専門分野:★★★★★

12位 ELSS

専門分野:★★★

専門家を擁しているが具体的な専門分野の説明は不明
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12位 英語エキスパート

専門分野:★★★

エンジニアリング、漁業、林業、医療、ビジネス、農業、芸術、文化、歴史、経済、政治、科学といった分野
英語エキスパートに依頼してみる

14位 Ginger

専門分野:

対応しない
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14位 アイディー

専門分野:

■専門家の目を通すことの必要性

単純なコミュニケーションや一般的な内容の英文であれば、英語を母国語とする人が確認すれば大抵は問題ないと言えるでしょう。しかし専門的な内容の英語となってくると、英語の中でもその分野に精通した専門家の目が必要になってきます。私たちが、例えば宇宙工学に関する文章の内容をチェックしてくれ、と言われても正しい判断ができないのと同じことです。

特に論文が一大マーケットである英文校正においては、サイエンス分野の専門家を多く抱えていることが重要なポイントになってきます。そしてそれが細分化されていればいるほど、自分の研究内容にマッチする可能性が高くなります。

ここでは専門性についてお話します。


1.どれくらいの専門分野に分けられるのか

各サービスとも様々な表現で専門分野をアピールしていますが、実例としてE社の分類を見てみましょう。ここでは専門分野の大分類として、医歯薬学、生物学・農学、物理・工学、経済学・ビジネス、人文社会学と分けています。その上で、例えば医歯薬学では次のような細分化された専門分野になっています。なおここに挙げた分野名は元の英語を「Ginger」で訳したものです。英語のABC順です。

(1)医学

アレルギー、解剖学、アンドロジー、麻酔、聴覚、バイオメカニクス、循環器、臨床微生物学、地域医学、クリティカル/インテンシブメディシン、皮膚科、ジアベトロジー、救急医療、内分泌、疫学、運動生理学、法医学、消化器、一般医学、老年医学・老年学、血液、肝学、医学史、感染症、内科、キネマティクス/キネシオロジー、医学教育、医療倫理、医学物理学、医療統計、医療技術、ミオロジー、ナノメディシン、腎臓、神経、核医学、栄養、腫瘍、眼科、臓器移植、整形外科

(2)歯学

内腹部薬、法医学歯科、一般歯科、口腔および顎顔面病理学、口腔及び顎顔面外科、歯科 矯正、小児歯科、歯周病、補綴、歯科(その他)

(3)代替医療

代替医療、鍼治療、アーユルヴェーダ、カイロプラクティック医学、本草学、ホメオパシー、自然療法、栄養ベースのセラピー、中国伝統医学、ヨガ

(4)健康管理

健康情報管理、医療政策/経済、病院管理、公衆衛生管理

ここでは薬学に関するものは省略されているようですが、これだけでも十分に細分化された専門家を抱えていることが見て取れます。

自分が依頼したい英文が特殊な分野であればあるほど、そのサービスが抱える校正者の専門分野を確認する必要があると言えるでしょう。


2.グローバルスタンダードという注意点

これは実際に筆者が、ある企業の年次報告書(アニュアルレポート)を作成した際に経験したことです。記事本文は基本的にネイティブのライターに書いてもらったものだし、株主や投資家に向けた報告書という性格上、特別な専門用語も用いていないので、さほど専門的な校正は必要と考えていませんでした。しかし何となく専門家に確認を依頼したところ、意外なことを指摘されました。

「表紙の写真で、白人が高い段の上におり、黒人が地面にいて、見下ろすような構図になっている。これは差別的表現ととらえられる可能性があるので、差し替えたほうが良い」

思ってもみない指摘で大変驚いたのをよく覚えています。

これは10年以上も前の話ですが、昨今のBLMの動きなどを考えたら、今後は自ずとそのような配慮がなされるでしょう。消費財の広告に対して、消費者団体から抗議を受けるようなケースはよく見られますよね。

時代に伴い、特にグローバルな視点で見た時に、常識は変わっていきます。サイエンス分野に限らず、専門家の目を通すとこのような視点を投げかけてくれるというメリットがあります。